逸失利益という言葉を聞いたことはありますか?
交通事故にあってしまった時は、慰謝料を算出する必要がありますが、これを算出するにあたって逸失利益を考えなければなりません。

例えばAさんという人がいたとします。
Aさんには2人の子どもと専業主婦の奥様がいました。
ある日、Aさんが横断歩道を歩いていると、突然車が飛び出してきてAさんは跳ねられてしまいました。
救急車で病院に搬送され一命はとりとめたものの、長期にわたる入院生活を余儀なくされ、片足のマヒも残ってしまいました。
このような場合、Aさんはどのくらいの損害賠償を請求できるのでしょうか。
この時の損害賠償額を考える時に重要なのが、逸失利益というものです。
逸失利益とは、Aさんが健在であれば一生のうちに稼ぐはずだった金額のことです。
交通事故の慰謝料の金額には、この逸失利益と後遺障害の認定が重要なポイントになってきます。
Aさんの場合は、片足のマヒも残っているので後遺障害の認定も必要になってきます。

このような費用は、ほとんどの場合、自賠責保険でまかなうことができますが、保険会社の基準による賠償金額は、専門家の弁護士が用いる裁判基準よりも一般的に低いのが実情です。
逸失利益の算定や後遺障害の認定で賠償金額に納得のいかない人は、交通事故に詳しい弁護士のサイトを参考にして、専門家に相談しましょう。